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ますだ家には、毎年8月最後の週末に出かけていく場所があります。

 

きっかけは、デザイナーの小泉誠さん。 以前に一緒にモノづくりをさせていただいた時に、

「富山でおもしろいことをやっているから遊びにおいで」と誘っていただいたのが最初でした。

富山はもともと相方の母方の実家で、こどもの頃には毎年夏には無条件に遊びに行っていた場所だったということもあり、

懐かしさもあって、お誘いに乗ってみたのが2007年。 それから、毎年欠かさずに通っているのが、

この「LIVING ART in OHYAMA」。

 



「LIVING ART in OHYAMAは、毎年8月の最終土日に開催されるアートイベントです。

一流のデザイナーやアーティストによるワークショップで、身近にアートを感じることのできる2日間です。」 (※FACEBOOKより) イベントの会場になるのは富山市の大山地区。


立山のふもとに広がる緑豊かな場所で、2001年から「木と出会えるまちづくり」事業が進められています。

そこに主体的に関わっていらっしゃるのが、地元在住のアートプロデューサー・貫場幸英さん。

その貫場さんのつながりから、アートディレクターの長友啓典さん、建築家の広谷純弘さん、デザイナーの小泉誠さんといった一線級のクリエイターさんたちが加わって、地域のコミュニティセンターを地元の木材を使って建てたり、公共施設の家具や、

屋外のバス停や、標識などにできる限り地元の木を使うというまちづくりに取り組んでいます。

 



(木造の福沢地区コミュニティセンター)

 



(町中の案内標識。下がステンレス貼りなのは雪対策。)

 

 

「LIVING ART in OHYAMA」は、そのまちづくり事業の一環として、地域の行政だけでなく、学生たちや、周辺でモノづくりに携わっているみなさんも加わって運営されています。
それぞれにお忙しいみなさんが、本気で取り組んで、本気で楽しんでいる感があふれているのが、
このイベントの魅力なんだと思います。

*貫場幸英さん → http://ww3.ctt.ne.jp/~vega/about.html

*長友啓典さん → http://www.k2-d.co.jp/index.html

*広谷純弘さん → http://www.archivision-hs.co.jp/index.html

*小泉誠さん → http://www.koizumi-studio.jp/

イベントは大きく
* 「木でできた冒険道具」コンペティション
* ワークショップ/ツアー
* 企画展示
* リビングアートマーケット&食堂
の、4つのパートから成り立っています。
まずイベントの中心になっているのは「「木でできた冒険道具」コンペティション」。
全国の小学生たちが考えた、冒険の道具のアイデア。
それを「スケッチの部」と「冒険道具の部」の2段階で評価するユニークなコンペです。
応募作品のなかから10作品ほどが「スケッチの部」で選ばれ、それらをもとにして、デザイナーを目指す学生たちが実際に「木」を用いてカタチにするのが「冒険道具の部」です。

 
 

(今年の入選作のひとつ、「どこでもはしご」)

 

    毎年、自由奔放でユニークなアイデアスケッチと、それを基にしたオリジナリティあふれる冒険道具(中には、かなり大胆に解釈されているものも、笑)を見たり、試したりするのが楽しみです。
    実際に冒険道具を作った学生たちが解説もしてくれます。
    年々全国の学校に広がっていって、今年は2,366点もの応募が寄せられたそうです。
    今年の力作は、こちら → http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/ohyama/livingart/2014/eventstate/nyousyou.htm

    次のお楽しみは、いろいろなワークショップです。
    例えば、長友啓典さんが講師を務める「しりとり絵本製作所」。 v 参加者には、最初のページには長友さんの「いぬ」が描かれているだけの、白い一冊の本が渡されます。
    まず「いぬ」の次のページに「ぬ」で始まる言葉の絵を、参加者が思い思いに描きます。
    「ぬいぐるみ」だったり、「ぬいばり」だったり、「ぬの」だったり。 それを次の人に回しながら、自分は手元に回ってきた本に描かれている絵でしりとりをする。
    後はぐるぐると回していって、どんどんと絵を描き加えていくと、それぞれの手元には世界に一冊しかない、しりとり絵本になって戻ってくる、という仕掛け。



     

    (スタートは長友さんの描いた「いぬ」)

     

    言葉は思いついても、それを絵でしか繋いでいけないのがポイントです。笑

    あるいは、中庭での「夏休み工作所」。 樹種も形も色も違うバラバラの木端から、万華鏡やアクセサリー、笛を作ったりできます。 みんなワイワイ言いながら、木端を探ってお気に入りの形を作っていきます。

     

     

    (万華鏡になるのを待つ木端たち)

     

     

    (色を塗ったりも)

     

    自分の手を動かすことの楽しさを、改めて思い出すきっかけになったのはこのイベントだったかもしれません。
    今回ますだ家は、小泉ゼミの卒業生でLIVING ART in OHYAMAのOGでもあるBALさんの石ころワークショップに参加。

     

     

    こんなのを作りました。
    以前のワークショップではこんなものも…

     

    (木端で作った照明)

     

    (木+ガラスのキーホルダー)

     

    (木端で作ったボタン?)

     

    決まった形のものを作るのではなく、材料があって、それを自由に切って、貼って、削って…というのがポイントです。
    作っている間は集中しすぎてるようで、いつも気が付いて時計を見ると1時間ほど経ってしまってるのに気が付くという…
    自分的には、木端にひたすらに紙やすりをかけて、形を整えたり、表面をつるつるにするのがツボらしいです。笑

     

    「LIVING ART in OHYAMA その弐」に続く…