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沖縄編の続きです。

と、その前に…
自己紹介の時にも書いたのですが、ワタシの地元のクラフトブルワリー「箕面ビール」の話を。



6月21日(土)と22日(日)の2日間、箕面市牧落にある工場で今年の創業記念祭が開催されます。
両日とも12時?17時まで。
ビールだけでなく、箕面ビールと縁のあるショップさんからフードが出店したり、ライブイベントやワークショップも予定されています。

ますだ家は、ボランティアでみなさまをおもてなしする側にいますので、ぜひお越しください!
詳しくはこちらをどうぞ! 
>>https://www.facebook.com/events/531229523655361/

以上、お知らせでした。



さて沖縄の旅、2日目は朝の散歩からスタートです。

ホテルのすぐ前は名護湾。その海岸線沿いには緑豊かな公園が広がっています。
北海道日本ハムファイターズのキャンプ地、名護球場も目の前です。

 



 

海に突き出した突堤に向かって歩いていると、同じように散歩やランニングをしている人たちとすれ違います。「おはようございます!」とあいさつをすると、みんな笑顔で返してくれます。

その中にニコニコと話しかけてくるおじいがいました。
「どこから来たの?」と問いかけられたので、ちょっと立ち話のつもりだったのですが、いつの間にかおじいワールドに引き込まれていました。

 


元々は伊是名島で暮らしていて、8人兄弟の末っ子だったこと。
自分より上の男子はみんな戦争へ。まだ子どもだったおじいだけが島に残ったこと。
みんなのために先祖代々のお墓をしっかりと守りつづけて、その功績を県から表彰されたこと。
いまはその役目は引き継いで名護に移ってきたけれども、毎朝この海岸から、島に向かってお祈りをしていること。

おじぃの”うちなーぐち”を聞くのに一所懸命で、その時は気付かなかったのですが、

いまになってよくよく考えてみると、かなり由緒ある家系のおじいだったのでは…?
そんな出会いもあって、朝から思いのほか濃密な時間を過ごしました。

ホテルをチェックアウトして、国道58号線を北進するルートに入ると、すぐに大きなJAの直売所があります。旅先では、必ず地元のスーパーや、こういう直売所を見かけると入ってみることにしています。
その土地のユニークな食材に出会うのが楽しみなのです。

ここでは、とにかく入ってすぐのトマトの品揃えがスゴイ!

 


ゴーヤやナーベラー(へちま)、苦菜、紅イモなど、沖縄料理には欠かせない野菜たちや、いろんなハーブや島バナナ、生のうこん。その他にも”アカザカズラ”や”カニステル”…というなじみのない食材も並んでいます。

 







見るからに新鮮で、種類も豊富。値段もかなり安いので、ついついあれこれと買ってしまいそうになるのですが、大阪に帰る前に空港近くの直売所に寄る予定なので、ここでは抑え目にしておきます。

※「JAファーマーズマーケット はい菜!やんばる市場」
>>http://market.okireci.net/haisai/

 

さて、この日の最初に行きたかったのは、大宜味(おおぎみ)村にある「前田食堂」です。
ここは10数年ぶりの再訪。ワタシがこれまで食べた中で1番好きと言ってもいいかもしれない沖縄そばのお店です。

 


食べたかったのは「牛肉そば」。ちょっと早目の昼食です。
牛肉ともやしを炒めたものが丼にてんこ盛り。麺は全く見えません。

 


島胡椒が効いていることもあってか、見た目のヘビーさよりは意外にさくさくと食べられるのですが、とにかく食べても食べてもなかなか減らない感じ。

記憶を頼りに家で再現してみようとしたこともあるのですが、この味は出せなかった…
やはりうまい!おなかもかなりいっぱいになって大満足です。

※「前田食堂」
>>http://tabelog.com/okinawa/A4702/A470203/47001196/

名護市内にも支店があるということなのですが、場所や店内外の雰囲気も味付けのひとつ。
こちらにまで足を運ぶことをお奨めします!

そこからは今帰仁(なきじん)の方へクルマを進めます。

まず、羽地内海(はねじないかい)を左に見つつ、橋を渡って屋我地島(やがちじま)へ。
しばらくクルマを走らせていると、道路沿いに「屋我地島の塩・見学受付中」という看板が見えたので、工場というよりは小屋といった感じの建物にちょっと寄ってみます。

ひととおり説明してくれたのは、雰囲気のある職人さん。
よく日に焼けた風貌からして、長い間ここで働いてらっしゃる…のかと思えば、わずか半年前に来たばかりだとか…苦笑

天日で水分を蒸発させて徐々に濃くしていった海水を、最後に鉄釜でたいて塩の結晶を取り出すという昔ながらの方法。全て手作業なのだそうです。

 


海水は工場からすぐのところにある、済井出ビーチの沖から引いてきたもの。

 


そして釜をたくのに使うのは薪で、廃材やらパレットの古くなったのやらが山積みにされています。
つまり原価がほとんどかかっていない…
しかしその分、手間隙を惜しまずに人の手で丁寧に仕事をしているという感じを受けました。
釜の鉄分が溶け出した赤い塩は風味もよくてミネラルも豊富。かなり気に入りました。

※「屋我地島の塩」
>>http://berg-chura.net/sio.html

そこから北に向かって屋我地島を縦断していくと、目の前には古宇利大橋とエメラルドグリーンの海が広がります。

 


橋を渡った先の古宇利島にはある石碑が立っています。
古宇利島には沖縄で「最初の男女」が降り立ったという伝説があるのだそうです。

 


また、島で一番高いところにあった遠見番所(トゥーミヤー)からは、伊是名島・伊平野島が望めます。
偶然にも今朝、名護で出会ったおじいの生まれ育った島が見える場所なのでした。

琉球王朝時代には、のろしで周辺の島々から那覇までの連絡をつけるための大切な中継点だったとか。

 


この古宇利島は、次の目的地へ向かう途中のちょっとした寄り道のつもりでした。
でも意外に古い歴史を持っていて、ある種の聖地のような場所だったわけで、実はなにかに呼ばれていたのかも…?

次は、本部半島をぐるりと回って備瀬の「ちゃんや?」を目指します。
「d design travel」では「古民家に泊まる」という内容で紹介されているのですが、カフェや食事だけでも利用できます。

この備瀬地区はフクギ並木が美しい場所で、以前にも来たことがあります。
美ら海水族館からもすぐ近くです。

フクギは塩気に強く、古くから防風林や生け垣などに使われるなど、沖縄での暮らしになじみのある植物。この一帯では、家々の敷地に沿ってこのフクギが植えられていて、一歩中に入るとまるで緑の迷路に紛れ込んだようにまったくの別世界。
フクギがほどよく陽射しを遮ってくれて、時折風の渡る音が聞こえる気持ちのいい空間です。

 


「ちゃんや?」はそんな並木の中にあって、ゆったりとした時間が流れている、とてもおもむきのある場所。

 


ちょうどランチの時間も終わりに近づいていて、先客は一組だけ。
相方は泡盛、私はフルーツジュースをいただきます。
仕事が一段落したスタッフの仲田さんが、三線で即興のライブというぜいたくなサービス。
実は「愛な愛なー(かながなー)」というグループで活動しているプロの三線弾きなのです。

この日は、相方の誕生日の当日ということで、最後に「Happy Birthday」を弾いてくれました♪

 


大阪には7月に来られる予定があるということなので、その時に再会できることを願ってお店を後にします。

※「ちゃんや?」
>>http://www.chanyaa.com/
※「愛な愛なー」
>>http://kanagana2014.ti-da.net/

長い2日目は再び名護に戻り、ある場所を目指します。
そして宿泊先の那覇を目指してまだもうちょっとドライブは続きます…

 


※沖縄ぐるぐる2日目前半に立ち寄ったところはこちらです。
 >>http://goo.gl/X0Swgh